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PCAで学ぶ公益法人会計基準WEBセミナー 第15回


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第15回:指定正味財産の取崩

固定資産から流動資産への振替

寄付によって受入れた指定正味財産から、寄付者の意思に基づいた事業費として支出する場合について,会計処理を考えてみましょう。指定正味財産は固定資産として積み立てられていますが、支出を行う際にはまず固定資産から流動資産に取り崩します。

例@)特定資産を使うために取り崩した。

特定資産から日常の経費支出に利用している普通預金に振り替えます。

普通預金(流動資産) / 特定資産(固定資産)

上記仕訳を起票すると、PCA公益法人会計では以下↓のような収支計算書用の仕訳が自動で起票されます。

資金 / 特定資産取崩収入

特定資産は固定資産ですから、流動資産へ振り替えると収支計算書上は収入となります(特定資産取崩収入)。実務上、特定資産は銀行の普通預金に預け入れているケースもよくあります。その場合、普通預金(流動資産)から普通預金(流動資産)に資金移動しているような感覚になりますが、このケースは資金移動ではなく特定資産(固定資産)の取崩しという事になりますのでご注意ください。

指定正味財産から一般正味財産への振替

前述したように固定資産から流動資産への振替を行いましたが、もうひとつ仕訳を起こす必要があります。受入れた寄付金は「指定正味財産増減の部」の「受取寄付金」で指定正味財産として受入れておりますから、指定正味財産としての残高が残っています。この「指定正味財産」を「一般正味財産」として振替える為に、下記↓のような仕訳を起票します。

一般正味財産への振替額(指定正味財産増減の部) / 受取寄付金(一般正味財産増減の部)

上記仕訳では貸方に「受取寄付金」(一般正味財産増減の部)という勘定科目を用いて起票しておりますが、今期中に受け取った指定のない受取寄付金と区別するために、別の勘定科目を設けるケースも見受けられます。例えば一般正味財産増減の部に「指定正味財産からの振替額」という科目を設定した場合、次のような仕訳となります。

一般正味財産への振替額(指定正味財産増減の部) / 指定正味財産からの振替額(一般正味財産増減の部) 

この仕訳には資金の勘定科目が登場しませんので、収支計算書用の仕訳も発生しません。

一般正味財産から支出する

指定正味財産を取り崩した後に、一般正味財産から所定の支出に関する会計処理を行います。

例A)寄付者の指定した公益事業の為に事業費を支出した。

通常支出する事業費と同じような仕訳を起票します。

事業費(一般正味財産増減の部) / 普通預金(流動資産)

この仕訳を起票すると、以下↓の収支計算書用の仕訳が自動で起票されます。

事業費支出 / 資金

指定正味財産の取崩〜まとめ

公益法人会計では少し煩雑なポイントですが、ここがご理解いただければ大きなステップとなるはずです。

ポイントは、「固定資産」から「流動資産」への振替処理と「指定正味財産」から「一般正味財産」への振替処理をそれぞれ行うという事です。支出に関する会計処理を行う前にはこの処理を行ってください。

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